アーカムのとある馬小屋で見たチラシの裏

筆者shibkiが興味、関心、好奇心の赴くままにチラ裏情報を書き綴ります。

通信ケーブルと人生

こんばんは、shibkiです。

ワンダースワン用通信ケーブルをゲットしたのでとりあえず報告を。通信ケーブル自体はまだ今のところ入手困難というところまではいかないですね。私は1300円で購入することができましたが、数年のうちに高騰するかもしれないくらいには希少です。必要な方はお早目に。

ということで残すところWizardry#1のROMがもう一本。これがあれば念願のPC版準拠であるWizardry#1を快適に楽しむことができる。はず笑

しかしさすがWizardryというかワンダースワン…今の時代においては本当に入手困難な品ばかりで集めるのが大変です。PC版のガイドブックを参照しながら気軽にWizardry#1をプレイしたいな〜なんて軽はずみに考えてはいけませんね。散財必至。敷居高し。

ちなみにこの通信ケーブルで何ができるのか調べてみました。ROM間でやり取り可能なデータはこちらです。

 

①キャラクター転送

②アイテム転送(交換?)

ボルタック商店の販売リストをコピー

④追加ダンジョン(全10種)をコピー

 

取説を読んでいないせいもありますがネット上で集めた情報によると上記のデータをやり取りできる模様。キャラクター転送はレベルが他機種版のようにリセットされるのかは不明ですが、もしリセットされないとしたらワンダースワンWizardry#1では『若返り』ができないかもしれない。これはこれで生を大切に扱っていけるので妄想もといロールプレイには良きスパイスになり得ます。命に限りがあることがこのゲームの魅力のひとつでもあるのですから。

アインシュタイン相対性理論だって時間は伸びたり縮んだりはしても一定の方向に向かっているものとして扱っています。逆行は有り得ない。馬小屋は1日経過らしいのでレベルを上げ続けるには歳を重ねるしかありません。我々人間もそう。

次はアイテムの転送または交換。これと次のボルタック商店の販売リストのコピーを悪用したらアイテム増殖が簡単にできてしまうのではないかと予想。まあ、アイテム増殖やリセット、若返りはWizardryの一つの攻略法でもあると言えるので別にあってもなくても構いません。どの道、増殖のためのアイテムは宝箱から入手する必要があるのですから。

そして最も重要な追加ダンジョンのコピーですが、これが私の中で通信ケーブルの価値を飛躍的に高めたのは間違いない。なぜならもう追加ダンジョンの配信は何年も前に終了しているからです。1フロア構成のダンジョンが10種なので単純に本編の10階層ダンジョンがもう一つ増える計算。これ、すごいことです。

おまけに追加ダンジョンでしか遭遇できない強化モンスター達や三種の神器を超える未だ見ぬ強化装備というご褒美。ただでさえ一生遊べると言われているWizardry#1が二生分になるのだから驚きです。人生が足りない。

SRAMが無事3000万年〜3億年もデータを保持してくれたら人類の進化にも立ち会えるROMになるかもしれない。夢はおっきく。想像力が追いつかない。

とまあ1300円の通信ケーブルの話から永劫とも言える時間をトリップして人生の儚さを噛み締めたところで今日は筆を置くことにしましょう。

よい夢を。