アーカムのとある馬小屋で見たチラシの裏

筆者shibkiが興味、関心、好奇心の赴くままにチラ裏情報を書き綴ります。

スタンダードの立ち回り

こんにちは、shibkiです。

今日はポケモンユナイトのスタンダードの立ち回りについて色々考えてみたいと思います。まずスタンダードはどのような仕組みで運用しているのかわからないマッチングシステムですが、固定PTではなくソロを前提としたマッチングシステムとしてはかなり優秀なレートシステムだと思います。勝率は上がるどころか50%にどんどん近くなってきています。

ゲーム開始当初、ランクマッチまでのゲームでは勝率70%以上を維持することができていたゲームであったのは恐らくBOT戦がかなり高頻度で組み込まれていたことが原因と考えられます。

ちなみにですが、マスターランクに到達した今でも、スタンダードで4連敗した時にBOT戦となりました。敵の動きはBOTなのですが、少々強くなっているような気がしました。マスターランクになった後なのでスタンダードはボロ勝ちできるかと思いきや、そうはなっていません。事実、上のように4連敗したのは昨日の話です。

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自分でゲームメイクをする場合、どのロールが最も勝てるのか

自分はマスターランクでスタンダードをプレイするとビギナーからマスターまで全てのランクのプレイヤーとマッチします。

マスターが自分一人であり、チームがエリート、ハイパー、ビギナー、ノーランクの四人であった場合どのように立ち回ればよいのでしょうか?正直ここが難しすぎて勝てません。僕は可能なら最優先でjgをpickしますが、ノーランク、ビギナー帯まで入り込んでくるスタンダードではjgの中立も食べられてしまうことが結構な頻度で起こりますので安定したファームは難しいです。

また、Tankのいないゲームも多いので自分でTankをたまにプレイしますが、まず勝てません。自分のTank精度の低さもありますが、まずチームに味方のCCにフォーカスするという概念がない。ミニマップを見ていないので寄れない。レーンを一本勝たせたところで必ず(ここ重要)他レーンは崩壊している。

ここからわかることは敵も同じような水準でマッチングしているということです。どちらのレーンもうまくいっているというゲームはほぼありません。故にjgをpickしてどちらのレーンにも影響力を発揮していくのが最適と思うのです。

スタンダードでTankの練習をしたいと思っていましたが、負ける確率だけがただ上がってしまうことを考えれば精神衛生的によくありません。故にランクマッチでやるべきとなるわけですが、今のソロ勢にはあまりに厳しい環境なので正直ランクもあまりやる気が起きません。

フレンド申請を飛ばして固定PTを作るのが一番いいのだと思うのですが、まったりソロで潜れるルールがあれば気楽にプレイできるのにと思ってしまいます。アンガーマネジメントの精度だけがみるみる上がっていく修行みたいなゲームになっている。

単純にマスターランクなら自分でゲームメイクしてキャリーしろと言われてしまうところでしょうが、現状僕にそれだけの力はありません。ゲッコウガでLv15にキル25のゴール200点でも余裕で負けますし、これ以上のリザルトを要求されると安定はしません。スタンダードをプレイしていて面白いのが、サンダー獲っても負ける試合があることです。なぜかというと、サンダーを獲った後何をすればよいのかわからないプレイヤーが味方にいるためです。

50点持ったまま敵をキルすることだけを考えてプレイしている人は多く、レベル差は見えていません。ここでどう勝つのか。それを考えなくてはならない…

スタンダードとランクマッチでこれほど別のゲームになるとは思いもよらなかった…スタンダードの立ち回りはランクマッチのそれとは全然違うものを要求されるので潔くランクマッチをプレイするべきかもしれません。

これを魔境と呼ぶのでしょうか。

 

ポケユナ マスターランク

こんにちは、shibkiです。

最近ハマっているポケモンユナイトでやっとこさマスターランクに到達できたのでプレイとマスターランクまでの感想などを書いていきたいと思います。 

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配信開始は2021年7月21日でしばらくスタンダードバトルで練習していましたが、いよいよ我慢できなくなりランクマッチに潜り出したのが一週間ちょっと前?だった気がします。ランクマッチはビギナー~マスターまで全てソロマッチのみで遊びました。
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マスター到達時のリザルトですが、バトル数383回になっています。実はバトル数280回程度のところでエキスパート5のダイヤ3(あと一回勝てばマスター)になっているので、そこから約100回ほど沼にハマったことになります。エキスパート帯は本当に難しい。エキスパート4と5を行ったり来たりと実に約100回のバトルを経てようやくマスターとなったわけです。
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ランクマッチを始めた当初は200あった平均スコア、70%近くあった勝率もご覧の通りだいぶ下がってしまいました。これはランクが上がっていくことで敵が強くなり、自分が活躍する機会が減少していることを示しています。

使用ポケモンはビギナー~ハイパー帯までをゲンガーとアロキュウ。エリートとエキスパートをエースバーンとサーナイト、たまにアロキュウで回しました。

持ち物の関係上、タンクとサポートはほとんどpickしませんでしたが、稀にワタシラガをpickする場面はありました。初回特典2倍の課金石と追加で12000円の課金をしています。

課金はバトルパス購入と、残りはほぼ全てもちもの強化キットの購入にあてています。

ちからのはちまき Lv30

ものしりメガネ  Lv30

かいがらのすず  Lv30

ピントレンズ   Lv20

かるいし     Lv20

おたすけバリア  Lv20

きあいのはちまき Lv20

しんげきメガネ  Lv20

がくしゅうそうち Lv20

たべのこし    Lv1

ゴツゴツメット  Lv1

とつげきチョッキ Lv1

エオスビスケット Lv1

もうこうダンベル Lv1

ゴールサポーター Lv1

エナジーアンプ  Lv1

以上がマスターランク到達時のもちもののレベルになります。タンクは一度も触らずランクを上げてきたことがおわかりいただけると思います。マスターまで駆け上がってきた中での感想として、タンクというロールもプレイできたほうが最終的な勝率は高かっただろうなと思いました。

今後、チームのpickに合わせて触れるポケモンを増やしていこうと考えていますが、僕なりの基準としてはランクマッチを行うならば5体。

内訳としてはTopとJgとBotそれぞれに適正があり、かつDPSとバーストを役割として分けた3体。そこにタンク1体とサポート1体という構成が理想かなと感じます。

実際に使用したポケモンで例をあげると以下のようになります。

エースバーン DPS(Top,Jg,Bot

アロキュウ  DPS(Top,Bot

サーナイト  Burst(Top,Bot

カビゴン   Tank(Top,Bot

ワタシラガ  Sup(Top,Bot

しかし現状サポートの必要性についてはマスターランクに到達した今でも少し疑問は感じています。必ずしも必要ではないが、学習装置を運用して経験値効率を目指すならば必要といった認識。

僕の構成では基本的にレイトキャリー多めになっているのでゲーム序盤の経験値合戦に負けると基本的に勝ち目はなくなります。そのため無進化ポケモンルカリオゼラオラ、ウッウ等)の序盤に強いポケモンを手持ちに加えられる場合、ゲーム展開自体のコントロールも可能になります。

相方がワタシラガであった場合にはエースバーンで終盤の圧力を強める。ウッウであった場合にはルカリオでレーンを序盤から壊しにいくなど。
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マスターランクからはランク自体の変動(下降)はなくなり、代わりに勝利点メダルを獲得していくレーティング制のシステムとなります。初期値は1200点で、現時点で世界ランキング2776位と表示されていますが、ゲームの性質上、初期値である1200点をほとんどのプレイヤーが割っていると考えられますのでマスターランク到達者はかなり多く存在すると思われます。

マスターランク到達の報酬としてエオスチケット20000枚がシーズン終了時にもらえるはずなので、とりあえずランクマッチはこれ以上潜らず、スタンダードを基本的にプレイし、色々なポケモンを試したり、手持ちを増やしたりする予定です。

レーティングバトルは性質上、PT勢にソロ勢はかなり負けが濃い展開となることを考えればやってもそこまで意味のないものとなってしまいます。LoLのようにソロQなど作ってもらいたい。

今後はためしたポケモンの考察や環境OPについてなど記事にしていきたいと思います。

謎が解けた日

こんばんは、shibkiです。

もう少し…もうあと数日で納車となるTTRSに想いを馳せ、いつものWeb Watchに勤しんでいたところ重大にして超重要な事を発見してしまいました。

ワルター・デ・シルヴァ

この人でした。僕自身の解析に重要なキーとなる人物。何者かと言うと、カーデザイナーです。

実はこのデ・シルヴァ氏がデザインしたのが今回購入した二代目TTなのです。いや、ここからがすごいのですが、僕はこのTTRSという車に惹かれた理由が二つあります。

一つ目は全体的に高水準なスペックももちろんですが、まずはクーペでありながら4WDであり、尚且つMTの設定があること。クーペで4WDと言えばGTRなんかもそうなのですが35GTRにはMTの設定はない上に、さらに次に挙げる理由がGTRを否定します(GTRファンの方にはすみません)

そう二つ目にして最大の購入理由はデザインです。このAudi TT coupéの二代目にあたる8Jのデザインなのです。

このデザインに惚れ込み、多走行低年式であってもとにかく手に入れたいと強く思ったのであります。

そしてこのデザインを手がけたのが先ほどのデ・シルヴァ氏なのですが、ここには運命というものを感じずにはいられないちょっとした因果がありました。

実は生涯において、僕が強烈なまでに惚れ込んで購入した車がもう一つ存在します。

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Alfaromeo156

上の写真は実際に僕が乗っていた車両です。なんか涙出る…

語ればブログ記事数十ではきかないくらいの想い出が詰まった車両です。若く、金もなかった頃になんとか維持するため車弄り、メンテナンス、修理を自力でやった初めての車。

こいつがいなかったら車好きにすらならなかっただろう…じゃじゃ馬で、日によって調子の良し悪しがあり、イグニッション警告はおはようの挨拶。内装が溶けたり、ガソリンは漏れるなどさまざまな経験をさせてくれた一台だ。

希少なガソリンポンプのため怪しげなコロンビア人から個人輸入したこともあったっけ…そんなにバカ速い車じゃなかったんだけど、当時の僕にはオーバースペックな代物だったのは間違いない。

そんな〝彼女〟の最後は3000km毎のオイル交換時に行う儀式、イグニッションの洗浄をたった一回サボったためにマフラーから激しい炎を吹いて逝ってしまった。

それでも僕は直そうと必死だったが、技術力と経済力の限界には逆らえず、泣く泣くドナドナという選択を取ったのだ。

〝彼女〟の何が僕をそれほどまでに惹きつけたのか?それはデザインだ。まるで彫刻のような流麗な曲線美だ。まさに美女と評するに相応しいフォルム、それがこの車の最大の長所だった。

そして話を戻そう。もう十分にお分かりいただけたとは思うが、あえて言わせていただこう。

このAlfaromeo156のデザイナーもまたデ・シルヴァ氏の傑作であったということを。

つまりは運命に導かれ、結局はその大きな力の前には逆らえず、こうしてなんらかの引力めいたものにより出会うのである。

TTRSは僕にとって、運命が決めた〝相手〟だったのだ。

何故か毎回車を購入するのに時間がかかる。そしてこれだ!と思う車は確実に絶版。中古で買うしかなく、さらには中古市場ですら希少な車になってしまう。代えはきかない…大切にしよう。

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おかえり。

車購入

こんばんば、shibkiです。

今日は僕の趣味の一つである車の話。

今年の9月頃だったかな…愛車の現行型パジェロ(ロングMT)という希少車に白髪のおじさんが乗るアクアが一時不停止で突撃してきました。

ボディ前部分を大破、幸いとても頑丈な造りの車ということもあって同乗していた嫁も友人も無傷で済みましたが…パジェロはフレーム自体にダメージが入ってしまったため修理しても修復車として価値は暴落し、さらに修理費は100万オーバーという事実をディーラーから突きつけられ、迷いに迷った末廃車を決意。

もともと希少なものに吸い寄せられる性質の人間なのでこの事故によるショックは計り知れなかった…それからというもの、立場的な恩恵により会社の車を通勤に使用することを許され、なんとか今日まで繋ぐことはできた。

僕という特異な人間にあっては、自らが乗る車選びには当人がこれぞ!と本気で納得できない限りは購入するということができない。そういう病気なのだ。前愛車のパジェロこそ子持ちであったが故の妥協はあったが、MT仕様のクロカンに乗れる希少な存在が僕を引き寄せたのは確かだ。

その前に乗っていたのはAlfaromeoの156JTS(MT)という車で、これもまた良くも悪くも特異な存在感を放っていた。

そこで最近になり、嫁にいよいよ車の買い替え時期がやってきたことにより今回こそはとファミリーユースな車両を嫁さん用に購入した。

選んだ車両はデリカD5のアーバンギアというモデルで、ディーゼル四駆のハイパワーミニバンだ。この車で行けない道はほとんどの車では走破できないであろうという折り紙付きの実力と、パジェロ譲りの堅牢さが売りである。

これにより、子持ちとは言え僕には選択の幅が広がることになった。もちろんそれがアーバンギアを購入した最大の理由だ。

それから数ヶ月の時を経て、いよいよやっと、乗りたい!と思える車両に出会ってしまう。

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Audi TTRSクーペ 8J(MT)

これに決めた。かの有名なニュル24耐SP3Tを2連覇している車両で、2020年で生産終了となるのが決まった車両。

ちなみにTTクーペには世代と呼べるものが3種存在し、それぞれに良さがあるのだが、僕は中でも2世代目にあたる8Jが一番好きだ。その良さを挙げてみよう。

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TTクーペ 8N (出典:Wikipedia

初代TTクーペは8Nと呼ばれ、元はポルシェとなるはずであったデザインが採用されたという逸話がある。

初代ということもあり、TTRSという最上位グレードは設定されていない。MTの設定があるというだけで僕の中では価値がある車両だが、エクステリアのグレイ(宇宙人)感がいまいち好きになれないという理由で特段欲しいとは思わなかった。

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TTクーペ 8J(出典:Wikipedia

本命の二代目TTクーペである8Jはエクステリアを完璧に女体化。美人以外何者でもないという感想を僕は抱いた。前々代の愛車であったAlfaromeo156もこの女性的なフォルムに一目惚れして購入している。

話を8Jに戻すが、エクステリアは品性を感じる、より大人びた印象を受ける。レーシングカーからインスピレーションを受ける街乗りスポコンカーなどにありがちな品性の欠如を感じさせないのはこのクーペにあって奇跡に近い芸当だ。

そしてTTRSというスーパーカーに片足を突っ込んだグレードの設定とMTを選択できるという三代目TTにはないアイデンティティが存在する。(ただしMTの設定は2010年〜2011年までのわずか1年間に販売されたTTRSグレードのみで、今では絶版ということもあり希少車となっている…)

内装も8Nではなかった2DIN規格のナビに対応しており、ブラックを基調とした室内にシンプルにまとめられたアナログメーターが男心をくすぐる。

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TTクーペ 8S (出典:Wikipedia

そして3代目となるTTクーペは8Sと呼ばれ、外観に思い切った変化を施される。

8Jにあった女性的フォルムは消え、どちらかというと男性的な顔つきとなる。丸みを帯びたフォルムからエッジを効かせたフォルムとなったことによるものだろう。

個人的にはこのフォルムは減点対象となる。なんだか品性というよりはガンダムエヴァンゲリオンのような風態という印象を抱く。

ヲタに偏見はないつもりだが、それ専用にSTIという車が用意されているではないかと思ってしまう。

そしてこの8Sにおいて、個人的に失望した最たる理由は内装だ。具体的にはメーター周り。

なんとアナログメーターではなく、全てデジタル表示となったのである…先進的と言えば聞こえは良いが、これでは単なるデバイスである。

車の世界のみに適用される言葉ではないが「新しいから」や「高価だから」というのは、なんの評価基準にもならないということの典型的な例と個人的には感じてしまう。

もちろんこれはあくまで個人的な評価であり、価値観を否定するものではないことを申し添えておく。

今やATのほうが速いことは百も承知だが、MTの設定がない時点で僕個人は購入したいとも思わない。

ここで話を戻すが、僕は以上の理由から8JのTTRSを選択したわけだ。しかしこの選択には決してTTクーペに対する情熱とは無縁であると言い切りたい。なぜなら僕はTTRSの8J以外に興味はないからだ。

雪国に住んでいるということもあり、ただでさえ貴重な四駆クーペで、しかもMTを選択できるというのは正直言ってこの車両くらいしかないのである。故にもともと選択の余地などなかったのである。

まだ納車までは遠いが、せっかくこの偏屈が好んで乗ろうと決めた車両だ。末長く乗りたいものである。

WS版Wizardry 〜探究の果てに〜

こんにちは、shibkiです。

今日は熱量(画像)多めでお送りします。まずは何も言わずにこちらの画像をご覧いただきたい。

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このコロナ禍にもかかわらず中華より輸入した品は、包装こそ度々の消毒液噴射によるダメージが見られたものの、中身は平穏無事に届けられ、一人の漢の手によって、さっそくとWS版WizardryのROMファイルが転送された。

僕は究極のWizardry端末を手に入れてしまったのかもしれない。その片鱗をご覧に入れよう。

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なんとスクショが撮れる!HDMI出力とは…

ブログ記事を書くことが何よりの楽しみであるこの漢にあって、この世で最も重要かつ極めて重大な意味を持つ機能。それがスクショだ。

そして、さらに驚くべきはこのエミュレーターはセーブデータの移行にも対応しているなどという耳を疑わざるを得ない機能を有していることであり、これが事実ならばそれはWS版Wizardryの追加マップすら移行できてしまうということにほかならないのである。

たまたま左手に持っていたV2ダンパーによりセーブデータの吸出しには事欠かない身の上であったこともあり、私は最上のウキウキを胸にセーブデータの移行を行った。しかし、その幸せな気持ちも長くは続かなかった。

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名状しがたい、なにか一種の戦慄に似た、衝撃のようなものが私を襲った

馬鹿な!そんなまさか!私はつかまされたというのか!

どれくらいの時が経ったのか、この時私には呆然と立ち尽くすという選択しか残されていなかった。暫くの間、暗雲立ちこめる脳内を彷徨った後、一筋のヒラメキという名の稲妻が黒い雲を割って脳天を直撃した。

「そうだ、ネットを徘徊しよう!」

天より遣わされた何者か、あるいは神の情けか。出処はどうあれ、このアイディアは必要にして十分以上のものを私にもたらした。

たどり着いた先はTwitterのとあるつぶやきである。なんとこのお方はWS版Wizardryの追加マップをエミュレートしている画像をUPしているではないか。私には目下、やらねばならないことがあり、そしてそれを叶えてくれる情報を前に理性は歯止めが効かなくなっていた。

プライドなどない。そんなものは何処かへずっと昔に置いてきた。臆する必要など何もない、そもそも相手にされようとする気持ちが悪いのだ。あたって砕けろだ!そう自分に喝を入れ、私は髪を上下左右、一心不乱に振り回し、血のまなこで質問状を書いて送った。

程なくして、質問状への返答が送り返されてきた。その返答に、私は神を見た。

なんでもこの返答によれば、このお方は当ブログ記事を見てくださっていた読者であったのだと言う。さらに言えば、私の書いたWS版Wizardryに纏わる記事にとても影響受けたともおっしゃっているではないか!

こんな!こんなことがっ!WS版Wizardryの追加マップをエミュレートする猛者が、このふてぶてしい凡愚のブログを!まして影響を受けたなど!

これぞ感無量。一般の方々にはひとかけらも人生において得になるような記事はなく、マイノリティであることのみをアイデンティティとして、茨を地で行くこのブログを見てくれていた!どうしてくれようこの気持ち。Wizardry愛とは偉大だ。

それからは懇切丁寧な御助言賜り、目下の目的を果たすための新鮮な情報が私の脳内にインプットされた。

有志のおかげで理解は叶った。そうして今、元の持主のセーブデータを綺麗さっぱりデリートし、新たに起こしたセーブデータに追加マップをダウンロードする。どうせなら、初期化されたデータでプレイするべきだ。

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Y1+Y4+A+B+電源ON

魔法の合言葉でWS版Wizardryは工場出荷状態へと初期化される。
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続いて、今の時代では画像に写るその全てがレアアイテムと化した道具達を用いて追加マップの転送を試みる。これが現代社会でいうところのブルジョワの絵面だ。
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追加マップの転送に成功したならば、次はたまたまズボンの左ポケットに入っていたV2ダンパーを使ってROMファイルとセーブデータファイルを吸い出す。

それら二つのファイルを有志より御助言賜った、知識という名の大海に捧げる。

配置、文字列、拡張子。抜かりはない。

私は再び漢の顔となり、ROMファイルを立ち上げる。

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私いや、我々は勝った…この勝利は誰のものでもない、この世界のものだ。

こうして我々の長い長い戦いは幕を閉じた。いつの時代も、忘れてはいけない。

これはWS版Wizardryを心から愛する者達の栄光の記録である。

有志の方に深い感謝を述べさせていただくと共に、この言葉で締めさせていただきたいと思います。

We Love Wizardry

JO MALONE LONDON

こんにちは、shibkiです。

今日はこんなものを手に入れました。

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香水ですね。意外かもしれませんが僕は香水が大好きで、学生の頃からずっと使用しています。

年齢を重ねるにつれ、自分の香りになかなか出会えなかったのだが、やっと解決した。

たぶんずっと使い続けていけると思う。そんな香りにやっと出会えた。

JO MALONE LONDONの新作らしい。

Cypress&Grapevineという香り。

大人になった自分になんとなく合っているような気がした。嫁にも聞いてみたところ、イメージはピッタリだろうとのこと。

容器に刻印してもらい満足感は凄まじい。

SHIBKIだけどね笑

さて、仕事がんばるか!

中華製ゲーミングデバイス

こんにちは、shibkiです。

最近、中華製ゲーミングデバイスが密かにハズっていることを知った。

なんでもファミコンからPS1のタイトルまでは当たり前、最近ではND64やDC(ドリームキャスト)までエミュレートする機種まで出ているそうな…正直なところエミュレートはあくまでエミュレートであり、再現性という点においては今まであまり信用はできなかった。

しかし最近ではこのエミュレート技術も日々進歩しており、レトロゲームと言われるコンシューマー機のほとんどを高い再現性で動かすことができるようになってきたからこそ人気を集めている。特に僕はワンダースワンにおいては並々ならぬこだわりがあるため、これには早速飛びついてみたくなったわけだが…

とりあえず結論から申し上げるとRG350Mという機種をBanggoodで購入した。

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日本ではすでに定価付近での販売はしておらず、プレ値新品で30,000円〜かフリマサイトで中古品を定価付近の価格で購入するしかないという状況だ。

しかもRG350Mのブラックカラーはどうやら後発品のようでまず売っていない。ということでサイバーマンデー中のBanggoodで購入してみた。

円に換算して本体11,142円に送料と保険料を足して11,809円。RG350のアップバージョンというのもあり高いが、そもそも定価は13,795円+送料+保険ということを考えればサイバーマンデーマンセーである。

これが日本で仮に販売していたとしてもマージンも乗って16,000円〜の定価に落ち着いていただろう。届くのは最大15日後となってしまうが、早く届いてしまったところで他の準備が整っていなければ箱から出すわけにもいかないため特段気になるような時間ではない。

しかしなぜ、RG351Pという最新機種が発売しているのに、RG350Mを選んだのかというといくつか理由がある。

まず初めにRG351PにはRG350Mと比較して優れた点がいくつもあり、その代表的といえる例を出せばまずCPUがdual coreからquad coreにアップデートされており動作がより軽快になっていて、しかも対応するエミュレート対象にND64とDCとPSPが追加されている点が挙げられる。

これだけ聞けばRG351PはRG350Mの完全上位互換と言える。しかし僕には違った。ではここで僕がRG350Mを購入するに至った理由を述べてみたい。

それは搭載される液晶の解像度、HDMI出力可能、アルミボディの3点だ。

まず液晶の解像度だが、RG350やRG280などのシリーズ中唯一解像度が高いモデルがRG350Mになるという事実。解像度は単純に高ければ良いというものではないとは思うが、そもそもこれだけの機種を網羅するエミュレーターで全てのゲームをフルスケールでプレイすることは難しいだろう。それならば少しでも文字を読みやすくするためにドットサイズを小さくしたほうが良いと判断した。

次にHDMI出力について、現在でもFWが未完成らしくHDMI出力機能はβ版とうたわれるだけあり、完璧にこなせる精度ではないらしいが、将来的に精度が高められる可能性があるというだけで価値はあるし、音声出力が出来ないという問題点はあれど、スクリーンショットなどを撮ることができるだけでもかなり価値は高まるのである。特にワンダースワンのゲームを外部出力するというのはこれまで、そのハードルが限りなく高い分野であったためにほとんどのWEBで鮮明なプレイ画像を見かけた試しがない。

故に、これをもし実現できる携帯機となるならばRG350Mは実質最強のウィザードリィ端末となることだろう。

そして極め付けは本体外装シェルがアルミ製という点。これは個人的な感想になるが、これまでの中華製にありがちなプラスチッキー&謎配色から対極にあるものでシンプルであり、洗練されたデザインとなっている。

プラスチックより金属製とは正直なところ、内部を守る上では良いが、外装自体へのダメージは目立ちやすく扱いには気を遣う。しかしその美しさは大人が所有する携帯ゲーミングデバイスとしての立場をようやく中華製デバイスが確立したように思う。美しさは正義だ。

という以上の要素が僕にRG350Mという選択をもたらしたわけではあるが、実際のところ想定していることが100%実現できる保証はないため、実機が届き次第またレビューも兼ねて記事にできたらと思う。

早くこないかな…